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準々決勝第四戦結果&準決勝第一戦プレビュー

スペイン0-0イタリア
    PK4-2

試合前、スペインには色々な悪いデータ、ジンクスがありました。

6月22日の準々決勝では全てPK戦で負けている、今回のユーロでの準々決勝はこれまで3試合ともグループ二位通過のチームが勝っているなど・・・。

試合は立ち上がりからお互いかなりピリピリしており、両チームとも非常に慎重に試合を進めていきます。

イタリアは中心選手であるピルロを出場停止で欠いており、この試合の入り方は予想できるものでした。

スペインの方はベストメンバーでしたが、相手が試合巧者のイタリアということで、慎重にな立ち上がりをしたんだと思います。

ただそんな中でも、スペインペースで試合は進んでいきました。

ピルロのいないイタリアは、攻撃の組み立てがあまりうまく行かず、ロングボールを主体とした攻撃でした。

スペインの方もシルバを中心に攻めますが、トーレスとビジャの2トップは、パヌッチとキエッリーニに完全に押さえ込まれ、イタリアの守備を崩すまでにはいたりません。

アラゴネス監督は後半になってじれてきたのか、シャビとイニエスタに変え、サンティ・カソルラとセスクを同時に投入します。

ある意味賭けとも言える采配でしたが流れはあまり変わらず、その後も試合はあまり動かずに前後半終了。

延長も流れはまったく変わらず、ついにPK戦に突入します。

世界最高のGK同士の対決に注目が集まります。

さっき書いたとおり、スペインはPK戦に入るとジンクス的に不利であると見られていました。

カシージャスも、PK戦を前にして不安だったと後で語っています。

しかし、そのカシージャスがPKを二本止める活躍でスペインが準決勝進出を決めました。

スペインは地味な試合をし、0-0でPK戦勝利と勝ち方はあまりよくないように見えますが、様々な悪いジンクスを打ち破ったこの準決勝進出は非常に大きな意味があります。

大きな大会でなぜか勝てなかったスペインですが、これを境になにかが変わるかもしれません。

敗れたイタリアは、ピルロがいないのが痛すぎましたねー。

DFは非常に安定してただけに、ピルロがいればという思いはあります。

ただピルロがいなかったのは、オランダ戦で大敗した代償ですからね・・・。


ドイツ-トルコ

両チームともグループは二位通過しており、苦しんでここまで勝ち上がってきました。

特にトルコは、今大会でリードをしている時間がわずかに2分という、信じられないような戦いぶりを見せてきました。

ただドイツ戦では、ボルカン、トゥンジャイ、アルダ、エムレ・アシクが出場停止。

さらに、ニハト、エムレ・ギョンギョル、セルベト、エムレ・ベロゾールが欠場し、テュメル・メティンは出場が微妙と言う、あまりにも厳しすぎる陣容で準決勝に臨まなくてはなりません。

クロアチア戦で奇跡的なゴールを決めたセミフに期待がかかります。

一方のドイツはフリンクスも出場できる見通しで、全員が出場可能です。

トルコは勝つこと自体奇跡じゃないですかね・・・。

ただ今まで奇跡を起こしてここまできてるわけですから、がんばってほしいところです。

対戦成績はドイツの11勝3敗3分と、ドイツが圧倒的に有利です。
by Sve0223 | 2008-06-25 17:53 | ユーロ関連 | Comments(0)
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